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「Drくり坊の子育て応援倶楽部」を訪問するときにキーワードとして最も多いものが【夜尿症】
夜尿症Q&Aはこちら
しかし、外来での相談の頻度は決して多いものではありません
ということは、相談できずに悩んでおられるパパ・ママが多いということでしょうか
いつかは治るものですけれど、おねしょをすると思わず子どもを責めてしまいがちです
まずは、【気をつけること】をひとつずつ実践してみて、子どもとともに【おねしょ】を克服していきましょうね

夜尿症とは


排尿の自立が可能となった年齢(多くは4〜5歳)以降も寝ている間に排尿してしまう状態。

分類
 生来型:乳児期から排尿の自立が確立されていない
 獲得型:一度確立された排尿の自立がなんらかの原因で崩れてしまう
 2次型:稀に尿崩症(尿量が多くなる病気)やてんかん発作(睡眠中のひきつけ)が原因。

獲得型の原因
 多くは子供の緊張やストレスを増大させるような要因が隠れています。例えば、親の養育態度(過保護、放任など)や兄弟の誕生などがきっかけとなります。

夜尿症と幼児期の「トイレットトレーニング」のやり方とは関連がありません。

対処方法


生活上気をつけること
 ほとんどのおねしょは思春期になれば自然になおりますが、できるだけ早く治すためには次の方法があります。
  
あせらない:特別な原因がないかぎり必ず治ります。
  
しからない:お仕置きをしたり、他人と比べない。
         おねしょをしなかったときには、ほめてあげましょう
  起こさない:頭が寝ているときに無理矢理おしっこをさせない。
         深い睡眠は排尿機能のみでなく、全身の成長発達にかかせません。
  塩分の少ない食事を取らせる。特に寝る前3時間の水分摂取をひかえる
  規則正しい生活リズムを確立しましょう
  排尿抑制訓練
    排尿したくなったら最初は5分間がまんさせます。
    5回成功すれば、がまんさせる時間を5分ずつ延ばしていきます。
    30分我慢できるようになるとおねしょは減っていきます。
    あまり無理させると膀胱炎になるので注意しましょう。
カレンダーを活用して、こどもの自信をつけさせます。
    おねしょをしなかった日は「お日様マーク」、おねしょをしちゃった日は「雨マーク」をつけていきます。
    「お日様マーク」の日は、いっぱい誉めてあげましょうね。

具体的な方法
 夕食を午後5時〜6時の間に早く済ませます。(十分に水分を与える)
 夕食後は、間食をいっさい与えないようにします。家族の人も守りましょう♪
 寝る前にトイレに行く習慣をつけます。
 【冷え性対策】冷え性はおねしょを悪化させます!
          寝る直前にゆっくりと入浴し、体を温めましょう。

診断の方法

夜間尿量とは
 寝る前に排尿させ、午前3時頃と起床時の尿量の合計


機能的最大膀胱容量とは
 帰宅後、ぎりぎりまで排尿をがまんさせたときの尿量

 

多量遺尿型
生活リズムの乱れ
水分の取りすぎ

排尿機能未熟型
膀胱機能が未熟
冷え性

混合型

【夜間の尿量】
  6〜9歳
  10歳以上

  
 200ml以上
 250ml以上


200ml以下
250ml以下

200ml以上
250ml以上
【機能的
最大膀胱容量】

  6〜9歳
  10歳以上

 200ml以上
 250ml以上

200ml以下
250ml以下

200ml以下
250ml以下
【昼間の排尿回数】
  6〜9歳
  10歳以上

7回以下
6回以下

7回以上
6回以上

7回以上
6回以上
【昼間の遺尿】
なし
ときにあり
ときにあり
薬 上記の方法で治らない場合や、10歳以降も夜尿がみられる場合に薬物療法が使われます。
 
三環系抗うつ剤・・・・・・多量遺尿型
 尿失禁治療薬・・・・・・・排尿機能未熟型
 抗利尿ホルモン剤(点鼻)・大量遺尿型