かぜをひいたときに、鼓膜の奥の中耳に細菌が入り、炎症がおこる病気です。 ●症状 :発熱、耳の痛み、しきりに耳に手をやる、不機嫌に泣く(乳児の場合)、耳だれ(鼓膜が破れたとき) 鼓膜が破れてしまうと、痛みは改善することが多いです。 ●年齢:生後6ヶ月から2歳くらいの乳幼児に多い。
こどもの耳管は、短く太い、また、水平になっているために、のどから細菌が入り込みやすいため。 寝かせたまま授乳をすると、ミルクや吐いたものが耳管から中耳へ入ることもあります。 耳管とは、鼻の奥と耳(中耳腔)をつなぐ管のことです(下図参照)。
●治療法:抗生剤の内服、点耳薬、注射など。 痛みを強く訴えるときや不機嫌なときなどは、解熱剤を使用することもあります。 鼓膜切開を行うこともあります。
●気をつけてほしいこと プール:中耳炎が十分改善するまでは行わないようにしましょう。
●滲出性中耳炎とは・・・ 抗生物質などの治療で、十分に治りきらないときに慢性化し、中耳腔に浸出液がたまってしまった状態。 熱や耳痛などの急性期の症状はありません。 伝音性難聴や集中力の低下などの原因になるため、抗生剤や抗炎症剤の内服を長期間行う。 耳鼻科で耳管通気や鼓膜ドレーンを留置して、浸出液が溜まらないようにしますが、治療は年単位になります。