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てんかんとは

いろいろな原因によって起こる慢性の脳の病気です。神経細胞の過剰な活動によって、何度も反復して起こる発作が主な症状です。
 発作が1回きりしか起こっていないと、「てんかん」とは診断できないのです。

症状:けいれん発作や意識消失発作が最もよく知られています。
    他に、脳の一部だけが過剰に反応した場合は、体の一部だけがひきるけるということもあります。
 
分類:原因がわかっていないものを「特発性」、わかっているものを「続発性(症候性)」と区別します。
    続発性→外傷(けが)、腫瘍、脳出血などの後に起こってきたもの。

治療・検査

 

診断に必要な検査
 
脳波検査:多くのてんかんの患者さんは脳波に異常を来します。
       最も特徴的な脳波異常を示す病気は、点頭てんかんです。
 
頭部CT検査・MRI検査:出血、腫瘍などがあれば「続発性」の可能性が高いです。
 髄液検査:脳炎や髄膜炎が疑われるときは行います。
 血液検査:カルシウムやマグネシウム、血糖などの値に異常がないかを調べます。
 ★小さいこどもさん(5歳以下)で、検査の間じっとできないときは、脳波検査や頭部CT・MRI検査は薬を使って眠らせて検査をします。詳しくは、検査を行う病院でお聞き下さいね。

治療
 抗けいれん剤を飲みます。
 年齢や発作の程度によって、または検査ではっきりとした異常がある場合などは、はじめての発作でも薬の内服を始めることがあります。
  くすりの種類はたくさんあります。個々の薬の効果・副作用・飲み方などをしっかりと主治医の先生から説明を受けましょう。
  多くの場合は最初に飲む薬の量は少な目で、1〜2週間後に血液検査をして異常がないかどうかを確認して、必要な量へ増やしていきます。
 原因がわかっている場合は、それに対する治療も平行して行われます。
  例えば、脳腫瘍の場合は手術や化学療法など、
      カルシウムが低くて起こる場合(低カルシウム血症)は、カルシウムを上昇させる薬を使います。

気をつけること

薬について
 薬を吐いてしまったら・・内服後30分以内であれば、再度内服する方が安全です。
 血液検査で抗けいれん剤の血中濃度を測るときは、何時に飲んだかを覚えておいてください。
発作がおきたとき
 体の一部に限られたけいれん→意識があれば様子を見ていてもよいです。 【病院を受診するタイミング】30分以上続くとき。
 全身けいれん→数分以内ならそのまま様子をみます。 【病院を受診するタイミング】15分以上続き、意識の回復が悪いとき。
予防接種は、最後のけいれん発作から1年間経てば受けることが可能ですが、かかりつけの先生と相談しながら受けていきます。
水泳は、けいれん発作がなく、大人がきちんと監視する状況下でのみ可能です。

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