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沖縄の八重山諸島の鳩間島が舞台の物語です。とにかく、背景となる鳩間島の自然(海の色、音など全て)により、出演者達の演技が普段よりも自然な演技となったのではないでしょうか?自然の作り出す不思議な力を感じさせるドラマです。
主人公は12歳の瑠璃という名前の女の子。あまり恵まれた環境に育てられなかった東京から「里子」として鳩間島へやってきます。何の期待ももたずに。12歳にして人生を悟ったような表情をして。里親となる緒形拳さんと倍賞さん、そしてまわりの大人達、そして同じように何か訳ありで東京からやってきた美容師の竹ノ内豊さん、小学校教師(決して熱心ではなかった)小西真奈美さん達との関わりの中で、どんどん子どもらしく、けれども子どももちゃんといろんなことを感じて、表現できるんだ…ということを、自然な演技で訴えていきます。
もちろん演技者として確立された地位をもっている俳優さん達ですが、なぜか瑠璃ちゃんの自然な演技によってどんどんナチュラルは表情をしていくのが、とても印象的でした。最終回の竹ノ内さん、小西さんの演技は、どこまでが地で、どこからが演技なんだろう…と感じさせるくらいのとても素敵な表情をされていました。ひとつの仕事で人の考え方が変わるのだとすれば、このような場所を舞台にするものに出会えることは大きいのではないのでしょうか?
もちろんストーリーの中には、荒い部分もありましたが、なぜかいろんなことを考えさせられて、泣いている暇のないほどでした。
今年の夏は八重山諸島へ行くことにしました。ぜひ感じてみたいです、あの風と音を。
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